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最終更新日 2021/7/23
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◎ 令和元年度試験(第14回)過去問


 問題41


相続に関する次の①〜④の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① Aは、配偶者B、弟Cの孫Dのみを遺して死亡した。C及びCの子E(Dの直系尊属であるものとする。)は、Aより先に死亡していた。この場合、Dは、Aの相続人とならない。

② Aは、配偶者B及び子Cのみを遺して死亡した。B及びCは、遺産分割協議により、AのDに対する借入金債務をCのみが相続することとした。この場合、Dは、B 及びCに対して、当該借入金債務に係るそれぞれの法定相続分の割合に相当する債務の弁済を請求することができる。

③ Aは、配偶者B及び子Cのみを遺して死亡した。Bは、Cの同意を得ることなく、単独で限定承認をすることができる。

④ Aは、配偶者B、Aの孫であるC及びDのみを遺して死亡した。C及びDの親でありAの子であるEは、Aより先に死亡していた。この場合、Cの相続分は、4分の1である。





 問題41 解答・解説

「相続(民法)」に関する問題です。
(第7版合格教本のP223~224参照)
(第6版の合格教本をお持ちの方は、P220~222参照)

<本問の解答方法>
 本問の選択肢③は、過去に何度も出題されている内容です。③の「単独で限定承認をすることができる」という記述を見た瞬間、この記述は明らかに「適切ではない」内容であると自信をもって判断しましょう。この判断が瞬時にできれば、試験本番では、他の選択肢の正誤を検討する必要がないため、短時間で次の問題に進むことができます。


①:○(適切である)
 被相続人に子も親もいなければ、兄弟姉妹が相続人になることがあります。そして、相続人となるはずだった
兄弟姉妹が相続の開始以前に死亡したとき、または相続欠格に該当し、もしくは廃除によって相続人となることができなくなったときは、その者の子(被相続人からみれば甥や姪)が、その者を代襲して相続人となります(代襲相続)。
 もっとも、代襲相続できるのは甥や姪までであって、甥や姪の子(本肢ではD)は代襲して相続人となることはできません。

※ 第7版合格教本P222「(2)代襲相続」関連。

②:○(適切である)
 共同相続人の1人が相続債務の全額を相続する旨の共同相続人間の協議が整った場合であっても、債権者はこの協議内容に拘束されず、各相続人に対して相続分に応じた債務の弁済を請求することができます。


※ 第7版合格教本P223「(2)遺産の分割」参照。

③:×(適切でない)
 限定承認は
相続人全員が共同して行わなければならず、1人の相続人が単独で行うことはできません。本肢は「Bは、Cの同意を得ることなく、単独で限定承認をすることができる」としている点が、誤りです。


※ 第7版合格教本P224「(2)限定承認」参照。

④:○(適切である)
 子と配偶者が相続人の場合、配偶者の相続分は2分の1、子の相続分は2分の1です。そして、被相続人の
子が相続の開始以前に死亡したとき、または相続欠格に該当し、もしくは廃除によって相続人となることができなくなったときは、その者の子(被相続人から見れば、孫)は、被相続人の直系卑属であれば、その者を代襲して相続人となります(代襲相続)。
 本肢では、被相続人Aの子Eの相続分2分の1を、孫であるCおよびDが代襲相続し、2人で分け合います。よって、Cの相続分は4分の1(2分の1に2分の1をかけたもの)です。

※ 第7版合格教本P222「(2)代襲相続」参照。
※ 第7版合格教本P223の表「▼相続分」参照。



正解:③




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