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最終更新日 2022/7/17
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◎ 令和3年度試験(第16回)過去問


 問題5


貸金業法第12条の4第1項に規定する証明書(以下、本問において「証明書」という。)の携帯に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

a 貸金業者Aは、その従業者BをAの営業所又は事務所において資金需要者等と対面することなく行うシステム管理の業務に従事させる場合、Bに証明書を携帯させる必要はない。

b 貸金業者Aは、その従業者Cを資金需要者等の勧誘を伴わない広告のみを行う業務に従事させる場合、Cに証明書を携帯させなければならない。

c 貸金業者Aは、労働者派遣事業を行う事業主Dから派遣労働者Eの派遣を受けてEをAの貸金業の業務に従事させる場合、Eに証明書を携帯させる必要はない。

d 貸金業者Aは、委託先Fに貸金業の業務を委託した場合において、Fの従業者Gがその貸金業の業務に従事するときは、Gに証明書を携帯させなければならない。

① a b   ② a d   ③ b c   ④ c d





 問題5 解答・解説

「従業者証明書」に関する問題です。

※ 従業者証明書については、改訂第9版合格教本P38「(1)従業者証明書の携帯・提示」参照。


a:○(適切である)
 
貸資金需要者等と対面することなく行うシステム管理の業務に従事させる場合、従業者証明書を携帯させる必要はありません


b:×(適切でない)
 資金需要者等の勧誘を伴わない広告のみを行う業務に従事させる場合、従業者証明書を携帯させる必要はありません

c:×(適切でない)
 貸金業の業務に従事させる場合、派遣労働者であっても、従業者証明書を携帯させなければなりません。


d:○(適切である)
 
貸金業の業務を委託した場合、委託先の従業者に従業者証明書を携帯させなければなりません。



正解:②



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