予想問題 |
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貸金業法第3条(登録)に規定する貸金業者の登録等に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
a 貸金業の登録を受けようとする者が、貸金業法第4条第1項の規定に基づき内閣総理大臣又は都道府県知事に提出する登録申請書(以下、本問において「登録申請書」という。)には、営業所又は事務所(以下、本問において「営業所等」という。)ごとに置かれる貸金業務取扱主任者の氏名及び住所を記載しなければならない。
b 貸金業者の支店(従たる営業所等)であってその貸付けに関する業務に従事する使用人の数が50人であるものにおいて、当該支店の業務を統括する者の権限を代行し得る地位にある者があるときは、支店次長、副支店長、副所長その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、その者の氏名を登録申請書に記載しなければならない。
c 登録申請書に記載する、その業務に関して広告又は勧誘をする際に表示等をする営業所等の電話番号については、場所を特定するもの並びに当該場所を特定するものに係る着信課金サービス及び統一番号サービスに係るものに限られる。
d 登録申請書に記載する営業所等のうち、代理店とは、貸金業者の委任を受けて、当該貸金業者のために貸付けに関する業務の全部又は一部を代理した者が、当該業務を営む施設又は設備をいい、代理店には銀行の現金自動設備が含まれる。
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① a b ② a d ③ b c ④ c d
「貸金業者の登録等」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP25・26参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P25・26参照)
<本問の解答方法>
過去問を解いていれば、aは不適切な記述であり、bは適切な記述であることは判断できたと思います。本問は適切な組合せを選ぶ問題ですから、まずはa(不適切)を含む①と②を除きます。そして、③と④のうち、b(適切)を含むのは、③だけですから、③を正解として解答欄にマークをします。
a:×(適切でない)
貸金業の登録を受けるための登録申請書には、営業所又は事務所ごとに置かれる貸金業務取扱主任者の「氏名」及び登録番号を記載しなければなりません。
もっとも、貸金業務取扱主任者の「住所」を記載する必要はありません。
※ 改訂第9版合格教本P25枠内「●登録申請書の記載事項」の⑥参照。
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b:○(適切である)
貸付けに関する業務に従事する使用人の数が50人である従たる営業所等においては、その営業所の業務を統括する者の権限を代行し得る地位にある者(支店次長、副支店長、副所長その他いかなる名称を有する者であるかを問わない。)は、「政令で定める使用人」に該当します。
そして、貸金業の登録を受けるための登録申請書には、「政令で定める使用人」があるときは、その氏名を記載しなければなりません。
※ 改訂第9版合格教本P26枠内「●政令で定める使用人」の③参照。
※ 改訂第9版合格教本P25枠内「●登録申請書の記載事項」の②③参照。
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c:〇(適切である)
本肢の通りです。
※ 改訂第9版合格教本P25枠内「●登録申請書の記載事項」の3つ目の※印を参照。
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d:×(適切でない)
「代理店」とは、貸金業者の委任を受けて、当該貸金業者のために貸付けに関する業務の全部又は一部を代理した者が、当該業務を営む施設又は設備をいいます。ただし、銀行、長期信用銀行、協同組織金融機関及び株式会社商工組合中央金庫の営業所又は事務所(現金自動設備に限る。)は、代理店から除かれます。
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正解:③
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