予想問題 |
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債務の引受けに関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
① 併存的債務引受の引受人は、債務者と連帯して、債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担する。
② 併存的債務引受は、債権者、債務者及び引受人となる者との三者間で契約を締結しなければ、その効力を生じない。
③ 免責的債務引受の引受人は、債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担し、債務者は、自己の債務を免れる。
④ 免責的債務引受の引受人は、債務者に対して求償権を取得しない。
「債務の引受け」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP204・205参照)
①:○(適切である)
併存的債務引受の引受人は、債務者と連帯して、債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担します。
※ 改訂第9版合格教本P204「(1)併存的債務引受」参照。
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②:×(適切でない)
併存的債務引受は、債権者と引受人となる者との契約によってすることができます。
また、併存的債務引受は、債務者と引受人となる者との契約によってもすることができます。この場合において、併存的債務引受は、債権者が引受人となる者に対して承諾をした時に、その効力を生じます。
よって、本肢は、「債権者、債務者及び引受人となる者との三者間」でとなっている部分が誤りです。
※ 改訂第9版合格教本P204・205「(1)併存的債務引受」参照。
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③:○(適切である)
免責的債務引受の引受人は債務者が債権者に対して負担する債務と同一の内容の債務を負担し、債務者は自己の債務を免れます。
※ 改訂第9版合格教本P205「(2)免責的債務引受」参照。
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④:○(適切である)
免責的債務引受の引受人は、債務者に対して求償権を取得しません。
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正解:②
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