貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイト
最終更新日 2009/11/24
貸金業務取扱主任者.com
Top page
Contents menu
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトのご利用案内
貸金業務取扱主任者資格試験の概要
貸金業法・出資法・利息制限法等
取引に関する法令・実務(民法・民事訴訟法・倒産法等)
資金需要者等の保護(個人情報保護法・消費者契約法等)
貸金業務に関する財務・会計
過去問題集
貸金業務取扱主任者資格試験のリンク集
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトの更新情報
管理者紹介
法律系資格総合サイト

テキスト「合格教本」


Amazon:合格教本


過去問題集

Amazon:過去問題集


予想問題

第1回~第5回

Contact us

貸金業務取扱主任者資格試験攻略に関するお問い合わせ



平成21年度第1回試験 過去問


 問題12


貸金業法第24条の6の3に規定する業務改善命令に関する次の記述における(    )の中に入れるべき適切な字句の組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

内閣総理大臣又は都道府県知事は、その登録を受けた貸金業者の業務の運営に関し、(ア)と認めるときは、当該貸金業者に対し、その必要の限度において、(イ)その他業務の運営の改善に必要な措置を命じることができる。これは業務改善命令と呼ばれる。この業務改善命令に違反した者は、(ウ)の対象となる。

① ア 法令違反がある
   イ 業務の方法の変更
   ウ 1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、又はこれの併科

② ア 法令違反がある
   イ 登録の取消し
   ウ 5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、又はこれの併科

③ ア 資金需要者等の利益の保護を図るため必要がある
   イ 登録の取消し
   ウ 5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、又はこれの併科

④ ア 資金需要者等の利益の保護を図るため必要がある
   イ 業務の方法の変更
   ウ 1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、又はこれの併科





 問題12 解答・解説

「業務改善命令(罰則も含む)」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP114、P121参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P114、P121参照)



 完成の文章は、「内閣総理大臣又は都道府県知事は、その登録を受けた貸金業者の業務の運営に関し、(ア 資金需要者等の利益の保護を図るため必要がある)と認めるときは、当該貸金業者に対し、その必要の限度において、(イ 業務の方法の変更)その他業務の運営の改善に必要な措置を命じることができる。これは業務改善命令と呼ばれる。この業務改善命令に違反した者は、(ウ 1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、又はこれの併科)の対象となる。」となります。

※ 改訂第9版合格教本P114「(1)業務改善命令」参照。
※ 罰則については、改訂第9版合格教本P121枠内「●1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはこれを併科」参照。

 アとイが分かれば正解に達することのできる問題であり、消去法によって容易に解答できます。

アについて
 業務改善命令は法令違反がない段階でも行うことができることを特徴としているので、アに「法令違反がある」が入ることはありません。


イについて
 
本問は業務改善命令に関する記述ですから、イに「登録の取消し」が入ることはありません。

 以上により、①②③の各組み合わせには誤りが含まれていますので、残りの④が正解であると判断できます。



正解:④



Copyright(C) Makoto Tamura All Rights Reserved