予想問題 |
|
|
|
|
企業が作成する決算書等に関する次の①〜④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
① 貸借対照表は、企業の一定期間における収益から費用を控除し、その差額を利益あるいは損失として表示した報告書であり、企業の一定期間の経営成績を表すものである。
② 損益計算書は、企業の資産、負債、純資産を表示した報告書であり、企業の一定時点における財政状況を表すものである。
③ キャッシュ・フロー計算書は、企業の一会計期間における資金(現金及び現金同等物)の流れ、あるいは資金の増減を一定の活動区分別に表示するものであるが、すべての企業にその作成義務が課されているわけではない。
④ 株式会社の会計帳簿は、日次・週次・月次などにおける一定期間の資金の動きのみを把握するために作成される管理資料であり、その作成について規定した法令は存在しない。
「財務諸表等」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP326~329参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P322~325参照)
①:×(適切でない)
①は損益計算書について説明した文章であるのに、主語が貸借対照表となっているため、誤りです。
※ 改訂第9版合格教本P326・327参照。
|
②:×(適切でない)
②は貸借対照表について説明した文章であるのに、主語が損益計算書となっているため、誤りです。
※ 改訂第9版合格教本P326・327参照。
|
③:○(適切である)
キャッシュ・フロー計算書はすべての企業にその作成義務が課されているわけではないため、③は正しいです。
※ 改訂第9版合格教本P328「④キャッシュ・フロー計算書」参照。
|
④:×(適切でない)
株式会社の会計帳簿の作成については会社法に規定されているので、④は誤りです。
※ 改訂第9版合格教本P329「(2)会計帳簿の作成・保存の義務」参照。
|
正解:③
|
Copyright(C) Makoto Tamura All Rights Reserved |
|
|