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最終更新日 2009/11/27
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平成21年度第2回試験 過去問


 問題14


日本貸金業協会(以下、本問において「協会」という)及び協会に加入している貸金業者(以下、本問において「協会員」という)に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 協会員の名簿は、協会員でなければ閲覧することができない。

② 協会は、現に貸金業を営んでいるすべての貸金業者をその協会員としなければならない。

③ 協会に加入していない者は、その名称又は商号中に協会員であると誤認されるおそれのある文字を用いた場合であっても、刑事罰を科されることはない。

④ 協会は、その定款において、法令、法令に基づく行政官庁の処分もしくは協会の定款等に違反する行為をして、協会から除名の処分を受けたことがある者については、その者が協会員として加入することを拒否することができる旨を定めることができる。





 問題14 解答・解説

「貸金業協会」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP122参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P122参照)


①:×(適切でない)
 協会は協会員の名簿を公衆の縦覧に供しなければならないとされています。つまり、社会一般の人が自由に閲覧できる状態にして置かなければなりません。
 そのため、だれでもその名簿を閲覧することができます。


②:×(適切でない)
 協会はすべての貸金業者のうち100分の50以上の貸金業者をその協会員としなければなりません。
 よって、すべての貸金業者を協会員とする必要はありません。

③:×(適切でない)
 
協会未加入者が協会員であると誤認される文字をその名称または商号中に用いた場合には、刑事罰を科されることがあります。


※ 改訂第9版合格教本P122枠内「●100万円以下の罰金」参照。

④:○(適切である)
 本肢の通りです。




正解:④



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