予想問題 |
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暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力的要求行為に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
① 指定暴力団等の暴力団員は、その者の所属する指定暴力団等又はその系列上位指定暴力団等の威力を示して、人に対し、その人に関する事実を宣伝しないこと又はその人に関する公知でない事実を公表しないことの対償として、金品その他の財産上の利益の供与を要求してはならない。
② 何人も、指定暴力団員に対し、暴力的要求行為をすることを要求し、依頼し、又はそそのかしてはならない。
③ 何人も、指定暴力団員が暴力的要求行為をしている現場に立ち会い、当該暴力的要求行為をすることを助けてはならない。
④ 都道府県公安委員会は、指定暴力団員が暴力的要求行為をしており、その相手方の生活の平穏が害されていると認める場合であっても、当該指定暴力団員が更に反復して当該暴力的要求行為をするおそれがあると認めるときでなければ、当該指定暴力団員に対し、当該暴力的要求行為の中止を命ずることができない。
「暴力団対策法」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP278・279参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P276・277参照)
①:○(適切である)
本肢のように口止め料を要求することは「暴力的要求行為」該当し、禁止されています。
※ 改訂第9版合格教本P278枠内「●暴力的要求行為」参照。
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②:○(適切である)
本肢の通りです。
※ 改訂第9版合格教本P278「①暴力的要求行為の禁止」参照。
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③:○(適切である)
本肢の通りです。
※ 改訂第9版合格教本P278「①暴力的要求行為の禁止」参照。
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④:×(適切でない)
公安委員会は、指定暴力団員が暴力的要求行為をしており、その相手方の生活の平穏又は業務の遂行の平穏が害されていると認める場合には、その指定暴力団員に対し、その暴力的要求行為を中止することを命じ、またはその暴力的要求行為が中止されることを確保するために必要な事項を命ずることができます。
これらの命令は、相手方の生活・業務の平穏が害されている状況があれば、指定暴力団員がさらに反復して暴力的要求行為をするおそれがないときにも、行うことができます。
※ 改訂第9版合格教本P279「③暴力的要求行為等に対する措置・罰則」参照。
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正解:④
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