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最終更新日 2009/11/25
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平成21年度第2回試験 過去問


 問題50


企業会計原則(大蔵省企業会計審議会発表)の一般原則に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実な報告を提供するものでなければならないとする原則は、一般に明瞭性の原則と呼ばれる。

② 企業会計は、すべての取引につき、正規の簿記の原則に従って、正確な会計帳簿を作成しなければならないとする原則は、一般に正規の簿記の原則と呼ばれる。

③ 資本取引と損益取引とを明瞭に区別し、特に資本剰余金と利益剰余金とを混同してはならないとする原則は、一般に資本取引と損益取引との区分の原則と呼ばれる。

④ 企業会計は、その処理の原則及び手続を毎期継続して適用し、みだりにこれを変更してはならないとする原則は、一般に継続性の原則と呼ばれる。





 問題50 解答・解説

「一般原則(企業会計原則)」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP324参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P320参照)


①:×(適切でない)
 企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実な報告を提供するものでなければならないとする原則は、「真実性の原則」と呼ばれています。


※ 「明瞭性の原則」とは、企業会計は、財務諸表によって、利害関係者に対し必要な会計事実を明瞭に表示し、企業の状況に関する判断を誤らせないようにしなければならないとする原則です。

②:○(適切である)
 本肢の通りです。


③:○(適切である)
 
本肢の通りです。

④:○(適切である)
 
本肢の通りです。


正解:①



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