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最終更新日 2013/9/1
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 問題49


会社計算規則に規定する貸借対照表等(貸借対照表及び連結貸借対照表をいう。)に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 貸借対照表等は、資産、負債及び純資産の各部に区分して表示しなければならない。このうち、資産の部又は負債の部の各項目については、当該項目に係る資産又は負債を示すものとして、会社計算規則に規定する名称以外の名称を付してはならない。

② 資産の部に表示される固定資産に係る項目は、有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産及び繰延資産に区分しなければならない。

③ ファイナンス・リース取引におけるリース債務のうち、1年内に期限が到来するものは、固定負債に属するものとされている。

④ 純資産の部に表示される株主資本に係る項目は、資本金、新株式申込証拠金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式及び自己株式申込証拠金に区分しなければならない。





 問題49 解答・解説
「貸借対照表」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP326参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方も、P322参照)


①:×(適切でない)
 貸借対照表等は、資産、負債及び純資産の各部に区分して表示しなければなりません。このうち、資産の部または負債の部の各項目は、その項目に係る資産または負債を示す適当な名称を付さなければならないとされています。
 会社会計規則に規定する名称以外の名称を付してならないとはされていません。


②:×(適切でない)
 資産の部に表示される固定資産に係る項目は、有形固定資産無形固定資産投資その他の資産に区分しなければなりません。

※ 改訂第9版合格教本326の表「▼貸借対照表の構成(勘定式)」参照。

③:×(適切でない)
 ファイナンス・リース取引におけるリース債務のうち、
1年内に期限が到来するものは、流動負債に属するものとされています。


※ 負債であって、1年内に支払われ、または返済されると認められるものは、「流動負債」です。1年を超える場合に「固定負債」になると理解しておきましょう。
 たとえば、短期借入金(返済期限が1年以内の借入金)は流動負債ですが、長期借入金(返済期限が1年を超える借入金)は固定負債です。

④:○(適切である)
 本肢の通りです。


※改訂第9版合格教本326の表「▼貸借対照表の構成(勘定式)」参照。


正解:④



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