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最終更新日 2014/10/28
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第1回~第5回

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 問題35


相続に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 連帯債務者のうちの1人が死亡し、その相続人が複数いる場合、各相続人は、被相続人の負っていた債務につきその相続分に応じて分割されたものを承継し、各自その承継した範囲において、被相続人の他の連帯債務者と連帯して債務を弁済する義務を負う。

② 被相続人の配偶者及び被相続人の唯一の子が適法に相続の放棄をした場合、当該被相続人の直系尊属は相続人となることはない。

③ 被相続人の配偶者及び被相続人の兄弟姉妹が相続人である場合、当該兄弟姉妹の法定相続分は、3分の1である。

④ 共同相続人の1人は、他の共同相続人の同意を得ることなく単独で、限定承認をすることができる。





 問題35 解答・解説
「相続」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP224~226参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P222~224参照)


①:〇(適切である)
 
本肢の通りです。


※ 改訂第9版合格教本P225「(1)遺産分割前の遺産の帰属」参照。

②:×(適切でない)
 被相続人の唯一の子が適法に相続の放棄をした場合、その子ははじめから相続人ではなかったとみなされるため、当該被相続人の直系尊属(父母または祖父母)が相続人となります。


※ 改訂第9版合格教本P224枠内「●相続人となる順位」及びP226「(1)相続放棄」参照。

③:×(適切でない)
 被相続人の配偶者及び被相続人の兄弟姉妹が相続人である場合、配偶者の法定相続分は4分の3、兄弟姉妹の法定相続分は
4分の1です。

※ 改訂第9版合格教本P225「▼法定相続分」の表参照。

④:×(適切でない)
 限定承認は相続人全員が共同して行わなければならず、1人の相続人が単独で行うことはできません。


※ 改訂第9版合格教本P226「(2)限定承認」参照。


正解:①



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