予想問題 |
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給与所得の源泉徴収票に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
① 源泉徴収票における「源泉徴収税額」の欄には、所得税額及び住民税額の合計額が記載される。
② 源泉徴収票における「控除対象扶養親族の数(配偶者を除く。)」の欄には、控除対象扶養親族について、特定扶養親族、老人扶養親族、及びそれら以外の控除対象扶養親族に区分してそれぞれの数が記載される。
③ 源泉徴収票には「控除対象配偶者の有無等」を記載する欄があり、控除対象配偶者とは、民法の規定による配偶者又は婚姻の届出はしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある人であって、かつ納税者と生計を一にしている、年間の合計所得金額が141万円未満の人をいう。
④ 源泉徴収票における「社会保険料等の金額」の欄には、事業主(会社)が負担した社会保険料が記載される。
「源泉徴収票」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP320・321参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P136・137参照)
①:×(適切でない)
源泉徴収票の「源泉徴収税額」に記載されるのは、給与等から源泉徴収された所得税の合計額です。住民税の額は含まれません。
※ 改訂第9版合格教本P321枠内「●源泉徴収票の読み方」の④参照。 ※ 平成21年度第4回試験・問題50の選択肢②と同じような問題です。
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②:○(適切である)
本肢の通りです。
※ 改訂第9版合格教本P321の「▼給与所得の源泉徴収票」参照。
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③:×(適切でない)
「控除対象配偶者」とは、次の要件のすべてに当てはまる人です。
・民法の規定による配偶者であること
(婚姻届出を出していない人は該当しません)
・納税者と生計を一にしていること
・年間の合計所得金額が48万円以下であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
・青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと
本肢は、 「婚姻の届出はしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある人」「年間の合計所得金額が141万円未満の人」となっている部分が誤りです。
※ 改訂第9版合格教本P320の表「▼源泉徴収票のポイント」の「控除対象配偶者」の欄を参照。
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④:×(適切でない)
源泉徴収票「社会保険料等の金額」には、年収や給与所得者等が負担する税金(所得税)や保険料に関する事項が記載されます。事業主(会社)が負担した社会保険料は記載されません。
※ 改訂第9版合格教本P320の表「▼源泉徴収票のポイント」の「社会保険料等の金額」の欄を参照。 ※ 平成21年度第4回試験・問題50の選択肢③と同じような問題です。
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正解:②
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