予想問題 |
|
|
|
|
金融分野における個人情報保護に関するガイドライン第13条に定める第三者提供の制限(個人情報保護法(注)第23条関連)についての次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
① 第三者とは、個人データを提供しようとする個人情報取扱事業者、当該個人データに係る本人及び本人の親族のいずれにも該当しないものをいい、自然人、法人その他の団体を問わない。
② 個人情報保護法第23条に定める「個人データの管理について責任を有する者」は、共同して利用する者において、第一次的に苦情を受け付け、その処理を行うとともに、開示、訂正等及び利用停止等の決定を行い、安全管理に責任を有する者をいう。
③ 個人情報取扱事業者は、利用目的の達成に必要な範囲内において個人データの取扱いの全部又は一部を委託する場合、当該個人データによって識別される本人からその同意を得なければならない。
④ 個人情報取扱事業者は、合併その他の事由による事業の承継に伴って個人データが提供される場合、当該個人データによって識別される本人からその同意を得なければならない。
(注) 個人情報保護法とは、個人情報の保護に関する法律をいう。
「個人情報保護に関するガイドライン」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP291参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方も、P289参照)
①:×(適切でない)
「第三者」とは、個人データを提供しようとする個人情報取扱事業者及び当該個人データに係る本人のいずれにも該当しないものをいい、自然人、法人その他の団体を問わないとされています。
本肢は、「本人の親族」を第三者に該当しないとしている部分が誤りです。
|
②:○(適切である)
本肢は、設問の通りであり、正しい記述です。
※ 改訂第9版合格教本P291枠内「●「第三者」に該当しない者(法27条5項)」の※印を参照。
|
③:×(適切でない)
利用目的の達成に必要な範囲内において個人データの取扱いの全部または一部を委託する場合、本人の同意は不要なので、本肢は誤りです。
※ 改訂第9版合格教本P291枠内「●「第三者」に該当しない者(法27条5項)」の①参照。
|
④:×(適切でない)
合併その他の事由による事業の承継に伴って個人データが提供される場合、本人の同意は不要なので、本肢は誤りです。
※ 改訂第9版合格教本P291枠内「●「第三者」に該当しない者(法27条5項)」の②参照。
|
正解:②
|
Copyright(C) Makoto Tamura All Rights Reserved |
|
|