貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイト
最終更新日 2022/5/7
貸金業務取扱主任者.com
Top page
Contents menu
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトのご利用案内
貸金業務取扱主任者資格試験の概要
貸金業法・出資法・利息制限法等
取引に関する法令・実務(民法・民事訴訟法・倒産法等)
資金需要者等の保護(個人情報保護法・消費者契約法等)
貸金業務に関する財務・会計
過去問題集
貸金業務取扱主任者資格試験のリンク集
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトの更新情報
管理者紹介
法律系資格総合サイト

テキスト
「合格教本」


Amazon:合格教本


過去問題集

Amazon:過去問題集


予想問題

第1回~第5回

Contact us

貸金業務取扱主任者資格試験攻略に関するお問い合わせ



◎ 平成30年度試験(第13回)過去問


 問題15


貸金業法第41条の35(個人信用情報の提供)及び同法第41条の36(指定信用情報機関への信用情報の提供等に係る同意の取得等)に関する次のa〜dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。なお、本問における貸金業者は、非営利特例対象法人及び特定非営利金融法人ではないものとする。


a 加入貸金業者(注1)は、資金需要者である個人の顧客を相手方とする貸付けに係る契約(極度方式基本契約その他の内閣府令で定めるものを除く。)を締結したときは、遅滞なく、当該貸付けに係る契約に係る個人信用情報を加入指定信用情報機関(注2)に提供しなければならない。

b 加入貸金業者が加入指定信用情報機関に提供する個人信用情報には、「元本又は利息の支払の遅延の有無」は含まれない。

c 加入貸金業者は、加入指定信用情報機関に資金需要者等に係る信用情報の提供の依頼をする場合、内閣府令で定める場合を除き、あらかじめ、当該資金需要者等から書面又は電磁的方法による同意を得なければならない。

d 加入貸金業者は、貸金業法第41条の36第1項及び第2項に規定する同意を得た場合には、当該同意に関する記録を作成し、個人信用情報を加入指定信用情報機関に提供した日から10年間保存しなければならない。

(注1) 加入貸金業者とは、指定信用情報機関と信用情報提供契約を締結した相手方である貸金業者をいう。
(注2) 加入指定信用情報機関とは、加入貸金業者と信用情報提供契約を締結した指定信用情報機関をいう。

① a b   ② a c   ③ b d   ④ c d





 問題15 解答・解説

「指定信用情報機関」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP110~112参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P110~112参照)

a:○(適切である)
 
本肢は、設問の通りであり、正しい記述です。

※ 改訂第9版合格教本P111「(2)貸付けによる個人信用情報の提供」参照。

b:×(適切でない)
 個人信用情報には、「元本又は利息の支払の遅延の有無」が含まれます。よって、本肢は、誤りです。

※ 改訂第9版合格教本P110枠内「●個人信用情報とは(貸金業法第41条の35条第1項)」の⑤参照。
c:○(適切である)
 本肢は、設問の通りであり、正しい記述です。

※ 改訂第9版合格教本P111「(1)指定信用情報機関に信用情報の提供の依頼をする場合」参照。

d:×(適切でない)
 加入貸金業者は、同意を得た場合には、その同意に関する記録を作成し、その同意に基づき
指定信用情報機関が信用情報を保有している間、保存しなければなりません。
 よって、本肢は、「個人信用情報を加入指定信用情報機関に提供した日から10年間」となっている部分が誤りです。


※ 改訂第9版合格教本P112「(3)同意に関する記録の作成・保存」参照。


正解:②



Copyright(C) Makoto Tamura All Rights Reserved