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最終更新日 2018/7/15
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◎ 平成29年度試験(第12回)過去問


 問題4


 貸金業者向けの総合的な監督指針において、顧客等に関する情報管理態勢及び外部委託(貸金業者が貸金業の業務を第三者に委託すること)について、監督当局が、貸金業者の監督に当たって留意するものとされている事項に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中からつだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

a 顧客等に関する情報の漏えい等が発生した場合に、適切に責任部署へ報告され、二次被害等の発生防止の観点から、対象となった資金需要者等への説明、当局への報告及び必要に応じた公表が迅速かつ適切に行われる体制が整備されているか。

b クレジットカード情報について、その利用目的その他の事情を勘案した適切な保存期間を設定し、保存場所を限定し、また、保存期間経過後も廃棄することなく引き続き厳重に保管しているか。

c 委託先における法令等遵守態勢の整備について、必要な指示を行うなど、適切な措置が確保されているか。また、外部委託を行うことによって、検査や報告命令、記録の提出など監督当局に対する義務の履行等を妨げないような措置が講じられているか。

d 二段階以上の委託が行われた場合であっても、再委託先等の事業者に対して貸金業者自身による直接の監督を行い、外部委託先に対して再委託先等の事業者への監督を行わせないような措置が講じられているか。

① a b   ② a c   ③ b d   ④ c d





 問題4 解答・解説

 「情報管理態勢及び外部委託(監督指針)」に関する問題です。


a:○(適切である)
 本肢の通りです。


※ 関連問題として、平成27年度試験・問題18の選択肢②。

b:×(適切でない)
 クレジットカード情報等について、利用目的その他の事情を勘案した適切な保存期間を設定し、保存場所を限定し、保存期間経過後適切かつ速やかに廃棄しているかについて、監督当局は留意するものとされています。
 問題文は、「保存期間経過後も廃棄することなく引き続き厳重に保管」となっている部分が誤りです。


※ 関連問題として、平成27年度試験・問題18の選択肢③。

c:○(適切である)
 
本肢の通りです。


※ 平成24年度試験・問題14の a と同じ問題。

d:×(適切でない)
 貸金業の業務を外部委託するに際して二段階以上の委託が行われた場合には、
外部委託先が再委託先等の事業者に対して十分な監督を行っているかについて確認しているか。また、必要に応じ、再委託先等の事業者に対して貸金業者自身による直接の監督を行っているかについて、監督当局は留意するものとされています。
 つまり、まずは外部委託先が再委託先等の事業者の監督を行い、必要があれば貸金業者自身が再委託先等の事業者の監督を行うことになっています。
 問題文は、「外部委託先に対して再委託先等の事業者への監督を行わせない」となっている部分が誤りです。

※ 平成24年度試験・問題14の c と同じ問題。


正解:②



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