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 貸金業法第24条の6の3に規定する業務改善命令に関する次の記述における(    )の中に入れるべき適切な字句の組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
 
 内閣総理大臣又は都道府県知事は、その登録を受けた貸金業者の業務の運営に関し、(ア)と認めるときは、当該貸金業者に対し、その必要の限度において、(イ)その他業務の運営の改善に必要な措置を命じることができる。これは業務改善命令と呼ばれる。この業務改善命令に違反した者は、(ウ)の対象となる。
 
 ① ア 法令違反がある
 イ 業務の方法の変更
 ウ 1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、又はこれの併科
 
 ② ア 法令違反がある
 イ 登録の取消し
 ウ 5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、又はこれの併科
 
 ③ ア 資金需要者等の利益の保護を図るため必要がある
 イ 登録の取消し
 ウ 5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、又はこれの併科
 
 ④ ア 資金需要者等の利益の保護を図るため必要がある
 イ 業務の方法の変更
 ウ 1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、又はこれの併科
 
 
 
 
 
 
 「業務改善命令(罰則も含む)」に関する問題です。
 (改訂第9版合格教本のP114、P121参照)
 (第8版の合格教本をお持ちの方は、P114、P121参照)
 
 
 
 
                        | 完成の文章は、「内閣総理大臣又は都道府県知事は、その登録を受けた貸金業者の業務の運営に関し、(ア 資金需要者等の利益の保護を図るため必要がある)と認めるときは、当該貸金業者に対し、その必要の限度において、(イ 業務の方法の変更)その他業務の運営の改善に必要な措置を命じることができる。これは業務改善命令と呼ばれる。この業務改善命令に違反した者は、(ウ 1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、又はこれの併科)の対象となる。」となります。 
 ※ 改訂第9版合格教本P114「(1)業務改善命令」参照。
 ※ 罰則については、改訂第9版合格教本P121枠内「●1年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはこれを併科」参照。
 
 
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                        | アとイが分かれば正解に達することのできる問題であり、消去法によって容易に解答できます。 
 
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                        | アについて 業務改善命令は法令違反がない段階でも行うことができることを特徴としているので、アに「法令違反がある」が入ることはありません。
 
 
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                        | イについて 本問は業務改善命令に関する記述ですから、イに「登録の取消し」が入ることはありません。
 
 以上により、①②③の各組み合わせには誤りが含まれていますので、残りの④が正解であると判断できます。
 
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 正解:④
 
 
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