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最終更新日 2016/6/8
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平成23年度試験(第6回)過去問


 問題28


民法に規定する債務不履行の責任等に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 債務の履行について不確定期限があるときは、債務者は、その期限が到来したことを知った後、債権者から履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う。

② 当事者が、債務の不履行について損害賠償の額を予定した場合であっても、現実に生じた損害額が証明されれば、裁判所は、その額を増減することができる。

③ 債務の不履行に関して債権者に過失があったときは、裁判所は、これを考慮して、損害賠償の責任及びその額を定める。

④ 金銭の給付を目的とする債務の不履行に基づく損害賠償の額は、約定利率が法定利率を超えるときは、法定利率をその上限とする。





 問題28 解答・解説

「債務不履行(民法)」に関する問題です。
(第5版合格教本のP206、P208、P207参照)
(第4版の合格教本をお持ちの方は、P206、P208、P207参照)


①:×(適切でない)
 債務の履行について
不確定期限があるときは、債務者は、その期限が到来したことを知った時から遅滞の責任を負います。


※ 第5版合格教本P206の表「▼履行遅滞となる時期」参照。

②:×(適切でない)
 当事者が債務の不履行について損害賠償の額を予定した場合、現実に生じた損害額が証明されたときであっても、裁判所はその額を増減することはできません

※ 第5版合格教本P208「(5)損害賠償額の予定」参照。

③:○(適切である)
 債務の不履行に関して
債権者に過失があったときは、裁判所は、これを考慮して、損害賠償の責任およびその額を定めます(過失相殺)。

※ 第5版合格教本P207「(3)過失相殺」参照。

④:×(適切でない)
 金銭の給付を目的とする債務の不履行に基づく損害賠償の額は、原則として、
法定利率によって定めますが、約定利率が法定利率を超えるときは、約定利率によります。本問は、「法定利率をその上限とする」となっている部分が誤りです。

※ 第5版合格教本P207「(4)金銭債務の特則」参照。


正解:③



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