貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイト
最終更新日 2016/6/6
貸金業務取扱主任者.com
Top page
Contents menu
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトのご利用案内
貸金業務取扱主任者資格試験の概要
貸金業法・出資法・利息制限法等
取引に関する法令・実務(民法・民事訴訟法・倒産法等)
資金需要者等の保護(個人情報保護法・消費者契約法等)
貸金業務に関する財務・会計
過去問題集
貸金業務取扱主任者資格試験のリンク集
貸金業務取扱主任者資格試験の攻略サイトの更新情報
管理者紹介
法律系資格総合サイト

テキスト
「合格教本」


Amazon:合格教本


過去問題集

Amazon:過去問題集


予想問題

第1回~第5回

Contact us

貸金業務取扱主任者資格試験攻略に関するお問い合わせ





 問題40


相続に関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。


① 被相続人の配偶者及び被相続人の兄弟姉妹が相続人であるときは、当該配偶者の相続分は4分の3であり、当該兄弟姉妹の相続分は4分の1である。

② 相続人は、単純承認をしたときは、無限に被相続人の権利義務を承継する。

③ 相続人が数人あるときは、限定承認は、共同相続人の全員が共同してのみこれをすることができる。

④ 相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、善良な管理者の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならない。





 問題40 解答・解説

 「相続」に関する問題です。
(第8版合格教本のP223・224参照)

(第7版の合格教本をお持ちの方は、P223・224参照)


①:○(適切である)
 本肢の通りです。


※ 第8版合格教本P223の表「▼相続分」参照。

②:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ 「単純承認」については、第8版合格教本のP224「(3)相続放棄・限定承認の期間制限」の文章のカッコ内参照。
※ 平成24年度第7回試験・問題41の選択肢①と同じ問題です。

③:○(適切である)
 本肢の通りです。


※ 第8版合格教本P224「(2)限定承認」参照。
※ 平成25年度第8回試験・問題35の選択肢④と同じような問題です。

④:×(適切でない)
 相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、
自己の財産におけるのと同一の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならないとされています。
 本肢は、「善良な管理者の注意」をもって管理を継続しなければならないとしている点が誤りです。




正解:④



Copyright(C) Makoto Tamura All Rights Reserved