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最終更新日 2018/7/15
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◎ 平成29年度試験(第12回)過去問


 問題40


契約に関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 消費貸借は、当事者の一方が種類、品質及び数量の同じ物をもって返還をすることを約して相手方から金銭その他の物を受け取ることによって、その効力を生ずる。

② 賃貸借は、当事者の一方がある物の使用及び収益を相手方にさせることを約し、相手方がこれに対してその賃料を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。

③ 委任は、当事者の一方がある事務を履行することを相手方に委託し、相手方がこれを承諾することによって、その効力を生ずる。当該相手方は、その事務を履行したときは、報酬を支払うことを約していなくても、報酬を請求することができる。

④ 請負は、当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。





 問題40 解答・解説

 「消費貸借、賃貸借、委任、請負(民法)」に関する問題です。
(第5版合格教本のP160、P239参照)

(第4版の合格教本をお持ちの方は、P160、P239参照)


①:○(適切である)
 消費貸借は、当事者の一方が
種類、品質及び数量の同じ物をもって返還をすることを約して相手方から金銭その他の物を受け取ることによって、その効力を生じます。


※ 第5版合格教本P160「②金銭消費貸借契約」参照。

②:○(適切である)
 賃貸借は、当事者の一方がある物の使用及び収益を相手方にさせることを約し、相手方がこれに対してその賃料を支払うことを約することによって、その効力を生じます。


③:×(適切でない)
 委任は、当事者の一方が
法律行為をすることを相手方に委託し、相手方がこれを承諾することによって、その効力を生じます。よって、本肢の前半部分は正しい記述です。
 相手方(受任者)は、
特約がなければ、委任者に対して報酬を請求することができないとされています。よって、本肢の後半部分は、報酬支払いの特約がなくても報酬を請求することができるとしている点が、誤りです。


※ 第5版合格教本P239「(5)報酬請求権」の「民法上は、委任など~原則です」の部分を参照。

④:○(適切である)
 請負は、当事者の一方が
ある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを約することによって、その効力を生じます。


正解:③



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