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最終更新日 2020/6/13
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◎ 平成29年度試験(第12回)過去問


 問題48


会社計算規則に規定する損益計算書等(注)に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 売上高から売上原価を減じて得た額(以下、本問において「売上総損益金額」という。)は、当期販売利益金額として表示しなければならない。ただし、売上総損益金額が零未満である場合には、零から売上総損益金額を減じて得た額を当期販売損失金額として表示しなければならない。

② 売上総損益金額から販売費及び一般管理費の合計額を減じて得た額(以下、本問において「営業損益金額」という。)は、営業利益金額として表示しなければならない。ただし、営業損益金額が零未満である場合には、零から営業損益金額を減じて得た額を営業損失金額として表示しなければならない。

③ 営業損益金額に特別利益を加えて得た額から特別損失を減じて得た額(以下、本問において「経常損益金額」という。)は、経常利益金額として表示しなければならない。ただし、経常損益金額が零未満である場合には、零から経常損益金額を減じて得た額を経常損失金額として表示しなければならない。

④ 経常損益金額に営業外収益を加えて得た額から営業外費用を減じて得た額(以下、本問において「税引前当期純損益金額」という。)は、税引前当期純利益金額(連結損益計算書にあっては、税金等調整前当期純利益金額)として表示しなければならない。ただし、税引前当期純損益金額が零未満である場合には、零から税引前当期純損益金額を減じて得た額を税引前当期純損失金額(連結損益計算書にあっては、税金等調整前当期純損失金額)として表示しなければならない。

(注) 損益計算書等とは、損益計算書及び連結損益計算書をいう。





 問題48 解答・解説

 「損益計算書等(会社計算規則)」に関する問題です。
(第7版合格教本のP323参照)

(第6版の合格教本をお持ちの方は、P325参照)

<本問の解答方法>
本問は、「損益計算書の利益区分」を理解していれば解ける問題です。選択肢②の内容が適切であると判断できれば、それだけで解答できます。また、もし各選択肢の「ただし、」以下の記述部分の正誤がわからなくても、選択肢①、③及び④の内容が明らかに誤っているので、消去法により選択肢②が正解であると判断できます。

◎損益計算書の利益区分
① 売上総利益=売上高-売上原価
② 営業利益=売上総利益-(販売費及び一般管理費)
③ 経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
④ 税引き前当期純利益=経常利益+特別利益-特別損失
⑤ 当期純利益=税引き前当期純利益-(法人税、住民税及び事業税)

※選択肢①の解説の通り、売上総「損益」の金額は、売上総「利益」の金額として表示します。つまり、金額がプラス(利益)でも、マイナス(損失)でも、売上総利益として表示するわけです。反対からみれば、売上総利益の金額は、売上総損益の金額を示しているといえます。
そのため、売上総利益は「売上総損益」、営業利益は「営業損益」、経常利益は「経常損益」、税引前当期純利益は「税引前当期純損益」、当期純利益は「当期純損益」を示しています。


①:×(適切でない)
 売上高から売上原価を減じて得た額(以下、「売上総損益金額」という)は、
売上総利益金額として表示しなければなりません。ただし、売上総損益金額が零未満である場合(つまり、マイナスの場合)には、零から売上総損益金額を減じて得た額を売上総損失金額として表示しなければなりません。
 本肢は、「当期販売利益」「当期販売損失」 となっている部分が誤りです。


※ 第7版合格教本P323枠内「●損益計算書の利益区分(5つ)」の①に関する事項。

②:○(適切である)
 本肢は、設問の通りであり、正しい記述です。


※ 第7版合格教本P323枠内「●損益計算書の利益区分(5つ)」の②に関する事項。

③:×(適切でない)
 営業損益金額に
営業外収益を加えて得た額から営業外費用を減じて得た額(以下、「経常損益金額」という)は、経常利益金額として表示しなければなりません。ただし、経常損益金額が零未満である場合には、零から経常損益金額を減じて得た額を経常損失金額として表示しなければなりません。
 本肢は、「特別利益」「特別損失」となっている部分が誤りです。


※ 第7版合格教本P323枠内「●損益計算書の利益区分(5つ)」の③に関する事項。

④:×(適切でない)
 経常損益金額に
特別利益を加えて得た額から特別損失を減じて得た額(以下「税引前当期純損益金額」という。)は、税引前当期純利益金額(連結損益計算書にあっては、税金等調整前当期純利益金額)として表示しなければなりません。ただし、税引前当期純損益金額が零未満である場合には、零から税引前当期純損益金額を減じて得た額を税引前当期純損失金額(連結損益計算書にあっては、税金等調整前当期純損失金額)として表示しなければなりません。
 本肢は、「営業外収益」「営業外費用」となっている部分が誤りです。


※ 第7版合格教本P323枠内「●損益計算書の利益区分(5つ)」の④に関する事項。


正解:②



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