予想問題 |
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相続に関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
① 被相続人の配偶者及び被相続人の兄弟姉妹が相続人であるときは、当該配偶者の相続分は4分の3であり、当該兄弟姉妹の相続分は4分の1である。
② 相続人は、単純承認をしたときは、無限に被相続人の権利義務を承継する。
③ 相続人が数人あるときは、限定承認は、共同相続人の全員が共同してのみこれをすることができる。
④ 相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、善良な管理者の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならない。
「相続」に関する問題です。
(改訂第9版合格教本のP225・226参照)
(第8版の合格教本をお持ちの方は、P223・224参照)
①:○(適切である)
本肢の通りです。
※ 改訂第9版合格教本P225の表「▼法定相続分」参照。
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②:○(適切である)
本肢の通りです。
※ 「単純承認」については、改訂第9版合格教本のP226「(3)相続の承認・放棄の期間制限」の文章のカッコ内参照。
※ 平成24年度第7回試験・問題41の選択肢①と同じ問題です。
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③:○(適切である)
本肢の通りです。
※ 第8版合格教本P224「(2)限定承認」参照。
※ 平成25年度第8回試験・問題35の選択肢④と同じような問題です。
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④:×(適切でない)
相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、自己の財産におけるのと同一の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならないとされています。
本肢は、「善良な管理者の注意」をもって管理を継続しなければならないとしている点が誤りです。
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正解:④
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