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最終更新日 2019/6/11
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 問題29


時効に関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。

① 裁判上の請求は、訴えが取り下げられた場合には、時効の中断の効力を生じないが、判決により訴えが却下された場合は、時効の中断の効力を生じる。

② 仮差押えは、その後に債務名義に基づく差押えがなされなかった場合には、時効の中断の効力を生じない。

③ 時効の期間の満了の時に当たり、天災その他避けることのできない事変のため時効を中断することができないときは、その障害が消滅した時から1年を経過するまでの間は、時効は、完成しない。

④ 時効は、当事者が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をすることができない。





 問題29 解答・解説

 「時効(民法)」に関する問題です。
 (第6版合格教本のP178、P176参照)
 
(第5版の合格教本をお持ちの方も、P178、P176参照)


①:×(適切でない)
 
「裁判上の請求」は、訴えが却下されたときだけでなく、訴えが取下げられたときも、時効の中断の効力を生じません。よって、本肢は誤りです。


※ 第6版合格教本P178の表「▼時効中断事由の注意事項」参照。

②:×(適切でない)
 仮差押えは、その後に差押えをしなくても、時効中断の効力を生じます。よって、本肢は誤りです。

※ 第6版合格教本P178「(1)時効の中断事由」参照。
※ 類似問題として、平成26年度試験・問題37の選択肢①。

③:×(適切でない)
 
天災その他避けることのできない事変のため時効を中断することができないときは、その障害が消滅した時から「2週間」を経過するまでの間は、時効は完成しません。よって、本肢は誤りです。


④:○(適切である)
 時効は、当事者が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をすることができません。

※ 第6版合格教本P176「(1)時効の援用」参照。


正解:④



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